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2025.11.09 | 経理自動化

中小企業でよくある経理のお困りごと5選|原因と今すぐできる解決策

はじめに

「経理の仕事が終わらない」「月末・月初は毎回バタバタ」――
中小企業の経理担当者から、こんな声をよく聞きます。

限られた人員で経理・会計・請求処理・給与計算などをこなすのは本当に大変ですよね。
本記事では、中小企業でよくある経理のお困りごと5つと、その具体的な解決策を紹介します。

1. 経理担当者が1人しかおらず、属人化している

中小企業では「経理=◯◯さん」という構図が多く、
その人が休むと業務が止まってしまうことがあります。

原因:業務マニュアルや引き継ぎ資料が整備されていない
解決策

・クラウド会計ソフト(freee、マネーフォワードなど)を導入し、データ共有を自動化

・業務フローをドキュメント化して「見える化」

・定期的に他部署と業務内容を共有

2. 領収書・請求書の処理が紙ベースで非効率

経理担当者がもっとも時間を取られるのが、紙の領収書や請求書の仕分けです。

原因:取引先や社内での「紙文化」が残っている
解決策

・電子帳簿保存法に対応したツールを導入

・スマホ撮影→自動データ化で入力作業を削減

・経費精算システムを活用し、申請から承認までオンライン化

3. 経費精算が遅れ、月次決算が締まらない

経費申請の遅れが月次決算を圧迫する…これは経理担当者の“あるある”です。

原因:従業員の申請忘れ・承認の遅れ
解決策

・経費精算ツールを導入し、スマホで簡単申請できる環境に

・締め日と支払日を明確に社内周知

・リマインド通知で申請漏れを防止

4. 銀行振込や支払処理が手作業でミスが多い

支払処理を手入力で行っていると、入力ミスや二重振込などのトラブルが起きやすくなります。

原因:銀行連携ができていない、承認フローが不十分
解決策

・銀行口座と会計ソフトを連携させる

・振込データを自動作成・承認フローを設定

・支払予定一覧を共有してチェック体制を構築

5. 月次・年次決算に時間がかかりすぎる

決算のたびに残業続き…そんな企業は少なくありません。

原因:データがバラバラで整理されていない
解決策

・クラウド会計システムで日次処理を自動化

・月次の段階で未処理をゼロにする「早期化」ルールを導入

・税理士とリアルタイムでデータ共有

まとめ|経理の「あるある」は仕組みで解決できる

中小企業の経理課題は、「人手不足」「紙文化」「属人化」がキーワードです。
しかし、クラウド化や業務フローの見直しによって、多くの課題は解消できます。

今すぐできる第一歩として、

・経理業務の棚卸し

・現在のツールやシステムの見直し

をおすすめします。

経理を“人に依存しない仕組み”に変えて、ミスのない効率的な運用を目指しましょう。

▶ 経理の自動化支援・導入相談はこちら

「経理担当者が辞めて困っている」「属人化をなくしたい」方は、
ぜひ青葉会計までご相談ください。
初回相談は無料です。

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税理士 松橋丈雄

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