経営者の皆さん、こんな課題を感じていませんか?
・経理が属人化していて引き継げない
・月次締めが遅く、数字が半年遅れでしか見られない
・ミスや確認作業が多く、バックオフィスが疲弊している
・経理担当者に依存してしまい、辞められたら困る
実は、これらの原因の多くは「経理担当者のスキル不足」ではなく、経理の仕組み(経理体制)が整っていないことにあります。
今、多くの企業が取り組み始めているのが、
経理の自動化・標準化・ルール化=経理構築(経理体制整備)です。
では、経営者が経理構築に取り組むことで、どんなメリットが得られるのでしょうか?
経理体制が整っていない企業では、以下のようなムダが多く発生しています。
・二重入力(請求書→Excel→会計ソフトなど)
・書類作成やチェックに手間がかかる
・ファイルの検索や確認作業に時間を奪われる
・システムがあっても運用ルールがない
経理構築では、これらをクラウド化・自動化・ルール化し、誰でも同じように処理できる体制を作ります。
結果として、
・月次処理が早くなる
・確認待ちが減る
・重複作業がなくなる
・担当が変わっても止まらない
といった状態が実現し、バックオフィスだけでなく、営業・現場部門を含めた会社全体の業務効率が平均10%改善します。
経営判断には、「正しくて早い数字」が欠かせません。
しかし、経理が追いついていない会社は、
・現状がわからない
・判断が遅れる
・失敗に気づくのが遅い
という状態に陥ります。
経理構築をすると、次のような情報がリアルタイムで確認できるようになります。
・今月の利益
・キャッシュフローの推移
・事業やサービス別の損益
・原価率や粗利率の変動
これにより、
「勘」や「経験」ではなく、数字を根拠にした意思決定ができる経営」
へと変わります。
経理が整理されていない会社では、営業や現場スタッフまで細かい作業に時間を奪われることがあります。
例:
・「この領収書はどこに提出?」
・「請求書フォーマットどれ?」
・「承認ルートがわからない」
・「あとで修正お願いします…」
しかし、経理の仕組みが整うと、
・迷わない
・訂正が減る
・管理が自走する
という状態になり、経理にかかる社内やり取りの9割が消える企業もあります。
結果として、従業員全員がより売上に直結する仕事に時間を使える組織が実現します。
経理体制が整うと、次の変化が起きます。
| 比較項目 | 経理未整備の状態 | 経理構築後の状態 |
|---|---|---|
| 業務 | 手入力・属人化 | 自動化・標準化 |
| 数字 | 遅い・不正確 | 早い・正確 |
| 経営判断 | 感覚・経験頼り | 数字に基づく意思決定 |
| リソース | 事務作業に消耗 | 売上に近い業務へ集中 |
つまり、経理構築は経営の基盤づくりであり、企業成長を支える最重要インフラです。
経理の仕組みが変わると、会社の未来が変わります。
もし現在「経理が追いつかない」「数字が見えない」「属人化に不安がある」と感じているなら、まずは現状診断から始めてみませんか?
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税理士 松橋丈雄
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