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2024.09.30 | 経営

私たちの人生を変えるかもしれない数字とは?

壮大なタイトルですが、今回は書籍の抜粋です。

ダン・S・ケネディ著「屁理屈なし 社長のための時間の使い方」(ダイレクト出版)

 

ダン・S・ケネディはアメリカの偉大な起業家、

マーケティングコンサルタントで私も起業してから、

彼の書籍やセミナーを通じてたくさんのことを学んでいます。

 

タイトルの「人生を変えるかもしれない数字」とは、

経営者が意識すべき「基本的な収入目標」のことを

指しています。

 

ケネディ曰く、経営者、社長の上司は自分自身であり、

給与の金額がいくらになるかも自分で決める。

そして、ほとんどの社長の場合、給与の額は「手元に残った金額」であり、

そのような決め方が間違っている理由が2つある、と説明しています。

 

1つめの理由は「計画性がないこと」

そして2つめの理由は「自分の給与の支払いが最後になること」です。

 

特に後者は、社長が最後に無一文になる一番の原因だと言っています。

たしかに、収入から様々な経費を差し引いて、

最後に残った金額を自分の給与にしようと思ったら、

自分の望み通りの金額は取れなさそうですよね…。

 

では、どうしたらいいのか?

ケネディは、「順序を全く逆にして、計画を立てることからはじめよう」と言っています。

つまり、自分のビジネスからもらう給与を”最初に決めて“、

それに見合った収入を上げられるように計画するべきだ、

と言っているわけです。

 

給与に見合った収入、これが冒頭の「基本的な収入目標」です。

この目標を決めることで自分の時間にどれくらいの価値がなければいけないのか、

がわかるようになります。

すると、社長としての時間の使い方も変わってくる

ということが言いたいのですね。

 

でも、なぜそんなことをする必要があるのでしょうか?

それは、ビジネスの目的は「その経営者が豊かになること」だからです。

「豊かさ」は人によって様々ですが、

自分でビジネスを始めた経営者にとっては

経済的な豊かさ≒自分のビジネスから取る給与の金額の大きさ

なのだろうと思います。

 

日々の忙しさから見失いがちですが、

私も自分の「収入目標」を達成するために

「自分の時間の価値」を意識することから始めてみたいと感じました。

ご参考になればうれしいです。

 

松橋丈雄(税理士・長野市)

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